誰かに必要とされたい、唯一無二と言えるほど。でもそれに身体を預けるほどには人を信じることができない。
私に優しくしてくれる人がいても、内心ではきっと嘘だ、私を哀れんでいるか、あるいは馬鹿にしているんだ、としか思えない。優しくされたい、という感情が行き過ぎて、決して満たされない。わかっている。私なんかに優しくするなんて必ず裏があるに決まっている。私が、そうだから。

人と関わることが億劫で、恐ろしく、自分とは縁遠いものに思えてならない。他人との信頼関係を前提にした笑顔なんて生まれない。

多分、不安だから尽くすんだろうな。奉仕体質の原因はそこかもしれない。尽くしても嫌がられないってことは、私のこと嫌いじゃないってことじゃない?尽くすことによって、少しはわたしへの好感度が上がるかもしれないじゃない?そんな打算とは別に、喜ばせたい、という気持ちも同じくらいあるのに、もう自分のことすら信じられない。

なんでこうなってしまったんだろうと悲しく思う。これがあとどれくらい続くのか怯えてもいる。早く終わってくれると嬉しい