終わりにしたい、と思う理由は、死んで自我から解放されたい、私という意識ごと消えてなくなりたい、と思うからだけど、私の意識が消えても物理はこの世に存在し、遺体発見、葬儀、様々な後処理、私がいなくなったあと囁かれる憶測たち、などを考えると、自…

https://x.com/levandov_2/status/1745893607045767594?s=46&t=Ppomx7sB7Imw96-OuUp7UA 古代の製本過程の動画に、「本はかつては高級品だった、本を10冊も持っている家は金持ちだった」というコメントが付されていた。 現代の技術で作る本と、この動画で作ら…

誰かに必要とされたい、唯一無二と言えるほど。でもそれに身体を預けるほどには人を信じることができない。私に優しくしてくれる人がいても、内心ではきっと嘘だ、私を哀れんでいるか、あるいは馬鹿にしているんだ、としか思えない。優しくされたい、という…

2023

エラ通信に触発されたので、2023年、私にどんな心境の変化があったか考えてみようと思う。 ■SNS。今まで、同好の人と仲良くする必要性をそんなに感じていなかった。自分の宝箱を人と分かち合ったり見せ合ったりする必要は無く、その余裕があるときに一人でこ…

疲れている。何に?わからない。 ここ数日高潮のように落ち着かない日本の状況であるかもしれないし、1日2日と沢山歩いたからかもしれない。喉の奥が狭まるような倦怠感が抜けず、何をするでもなく座椅子に座っている。 倦怠感が抜けない、というのはずっと…

暗渠

はやくいなくなりたい。雄叫びを上げる自尊心と劣等感にずっと苦しめられている。この自我がなくなるならもうなんでもいいから早く消えたい、と思う。自分より上にいそうな人たちの存在を全部まるごと許せない。違う。許せないのはそこに立てない自分だ。自…

一時の安寧と閉塞感。この狭い狭い砦の中で、巨人の脅威から逃れられるのと引き換えに、新鮮な空気もありはしない。こんな暮らしになって一体どれほど年月が経っただろうか。平和な幼少期の記憶がどうにも朧げで、そんな優しい思い出は全て追い詰められる暮…

去私

新年明けまして。もうだいぶ経ちましたが。クリスマスから年末年始にかけてみんな各々行きたい場所に赴いて楽しい時間を過ごしている。のを、SNSの画面を通して薄目で見ていた。みんな眼前の光景をスマホのカメラを通して記録し、短い感想とともに山のように…

μίμησις

献血をしよう、と思って、朝一番の予約を取って早起きして出かけたけれど、献血前の血液検査でひっかかってしまった。ヘモグロビンの値が0.2だけ足りなかったらしい。貧血というほどではないけれど、血液を他の人にあげるためには十分すぎるほど健康である必…

惺忪

揺れ動いて定まらない様子。目覚めたばかりでぼんやりした様子。 内にある澱みをどうにか文章にして区切りをつけたい、理解されたい、と思う反面、そんなのは不可能に近いだろうと諦めている自分がいる。 どれだけ言葉を尽くしてもぐちゃぐちゃに入り乱れた…